地元語り部ツアーでの車窓以外、
さらにみなさんが合掌する有名な場所をご紹介。


石巻といえば、「ココ」というくらいTVに映っている場所が以下です。
みなさんもこの「がんばろう石巻」という看板をみたことがあるのではないでしょうか?・・

ここは個人の所有地で、NHK紅白で長渕氏が歌った門脇小学校の斜め上面に位置し
この地を訪れた方が必ず立ち寄る地です。


最初は、更地に「がんばろう石巻」の看板だけだったのですが、
最近は色々なシンボル的なものが増えていきました。


現地に来れない方のために、今回ご案内します。
では・・ご覧頂きましょう。



●まず、敷地全体画像です。震災前はメイン道路から奥ばった地のお店でした。
隣はセブンイレブンでした。




●看板をアップで!




●常に献花されております。私も語り部でご案内する時は、必ず合掌をお願いしています。




●津波到達地点の看板ができました。「ここまで6.9メートル」と表示されています。
語り部ツアーでも、みなさんこれをみて唖然とします。
それくらい恐ろしい高さです。




●訪れた方がメッセージを残れるよう、メモ帳がとペンがあります。




●蓋をあけるとこんな感じです。「05」ということは5冊目ということでしょうね。




●全国からメッセージが寄せられています。ありがとうございます。




●神戸市中央区に立つ震災モニュメント「1・17希望の灯(あか)り」の
東日本大震災版がこの灯りです。




●アップで見ていただきます。




●木片を種火にしたことが書かれています。




●当時の様子と震災後の写真で掲載されてます。




●この地区は天国と地獄(明暗)が分かれた地でした。
山の上は無傷・・
下の地は津波襲来で数分で街が消滅・・

昨年「とまりの駅」という(テントの)お店ができましたが、冬だからか?・・
今はやっておりません。




●語り部ツアーで必ず見ていただく、瓦礫の山です。
石巻で一番大きな山・・最大で高さ20メートルありました。(ビル5階分くらい)
現在は段々減ってきましたね。北九州市に運搬されましたし、
地元でも24時間フル稼働で燃やしています。

ガス抜きのダクトが立っているのが見えますか?
ガス抜きをしないと自然発火して火事になるのです。
2011年には、各所の瓦礫が火事になりました。その後ダクトが設けられました。





●こちらは最近の地元新聞でも報じられたのですが、
石巻市立病院の解体が始まりました。

今回の震災で石巻で被災した建物で一番巨大な建物なのです。
震災当日入院患者150名、通院患者200名が居りました。
高い建物なので全員無事で4日かけてヘリコプターで救助されました。





●この地と建物は、唯一震災当時のまま手付かずの場所でした。
道路が破壊され、ここは海と繋がった地で、一面海水が溜まったままでした。
語り部ツアーでもみんな息の飲む地でした。1月26日の語り部ツアーでは震災当時のままでしたが
1月31日に撮影のために訪れたら、海水が排出され建物の解体が始まっていました。




●最近までここは震災当時のまま、海のような状態でした。




●海水が排出され、自転車が見えています。津波で破壊されたアスファルトが痛々しいです。




●最後に・・ボランティアさんが書いてくれたイラスト!
被災地ではよく見る光景です。


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いかがでしたか?・・
一部ですが、被災地語り部ツアーの地を見ていただきました。


次回も被災地語り部ツアーの地を公開いたします。
お楽しみに・・



レポート、執筆:中井政義
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